2020-05-14

デスクワークで起こる人の症状と治療方法について
こんにちは。宇都宮のじん鍼灸整骨院・ゆいの杜の前原です。
今回はデスクワークで起こる症状と治療方法について説明していきます。

地域の特性にもよりますが、開院当初から約2年間でデスクワークを中心に仕事をしている方いわゆるデスクワーカーさんが身体の不調を訴えて来院するケースが半数を占めています。
身体を悪くしてしまうお仕事と向き合っていくために、どうしていけば良いのか、僕がデスクワーカーの患者様をみてきて思ったこと感じたことを踏まえて簡単にまとめてみましたのでご紹介致します。

○デスクワーカーに多い悩み

  1. 頸こり・肩凝りが治らない
  2. 眼精疲労
  3. 頭痛、薬が手放せない
  4. 腰痛
  5. 坐骨神経痛
  6. 足の冷え、むくみ

人によって悩みは様々ですが1~3にある頸こり肩凝り、眼精疲労、頭痛で悩まれる方が多いのが印象的です。
また、頚から足にかけて幅広く症状がある方が多いです。

デスクワーカーの身体(筋肉、骨、関節)の状態

実際に身体を診て触れてみてどう感じることが多いのかを簡単に解説しながらいくつか説明します。

1.お尻、太ももの後ろが硬い
デスクワークといえば一日中座りっぱなしですよね。
実は身体にとって1番座っている姿勢って良くないです。立っているときより座っているときのほうが40%近く負荷を増大され座っているだけでストレス増加に繋がります。
また、座っていることでお尻、太ももの後ろを長時間圧迫してしまうので勝手に筋肉を固めてしまう傾向があります。
お尻、太ももの後ろは筋肉が約600個ある中でもトップクラスに大きい筋肉なのでそこが硬くなると全身の不調を招いてしまいます。

2.指や腕の硬さ、肘と肩の骨、関節の位置
パソコン長時間しますよね。パソコンをしていて頑張って動かす所って指と腕なんです。
頑張りすぎてパンパンに硬くなり筋肉が伸び縮みしにくい状態になっています。
また手の平を内側に(回内位)し続けることにより正常な位置とは逆に固定してしまい肘や肩にまで影響を及ぼしてしまうのです。
身体にとって負担のない姿勢(解剖学的肢位)は手の平は外(回外位)なので常にストレスが加えてしまいます。手指や腕って頸や肩と繋がりが多いので少し伸ばしたりするだけでも頸や肩の動きがスムーズになります。

3.肩が上がってしまい肩を下げられなくなっている
思い浮かべてみてください。
長時間作業をしていると肘が曲がり肩が上がり脇が空いてしまっている状態が続いている方が多いのではないでしょうか。
肩凝りで気になる部分は基本肩を上げる筋肉なのでその筋肉を使いすぎてしまうのです。
脇が空いてしまう、ようするに脇の筋肉が働かない状態になってしまいます。肩を下げる筋肉は少ないです。特に重要な筋肉として前鋸筋脇にある筋肉(前鋸筋)が働かなくなってしまうと肩が上がりっぱなしになってしまいます。

この他にもありますが気になった3つを紹介しました!

○治療方法について

これまでデスクワーカーの方の治療をしてきて思ったことは、症状が強く出ている首や肩を治療していくことは勿論大切なことです。
しかし首や肩をほぐしたり、動かしたりしていくだけでは不十分でありその場しのぎのケースになってしまいがちです。
全身を診て治療を進めていくことでより効率よく症状改善されるケースが多いです。

また、デスクワークは身体にとって悪い運動をしている、身体を虐めてしまっています。一日八時間デスクワークをしてしまうのであればそれ以上に身体にとって良い運動をしていく必要があり、身体のメンテナンスをしないと壊れてしまいます。始めは少しからいいので身体を動かしセルフケア行動をしてください。

今回はデスクワークで起こる症状についてメインでご紹介させていただきました。
じん鍼灸整骨院の治療は根本治療を目指しています。
気を付けていてもなかなか良くならない、セルフケアが詳しく知りたい、などご質問ありましたら、お気軽にご相談ください。
ご連絡お待ちしております。

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