2017-08-22

鍼灸治療 整骨院での胸郭出口症候群へのアプローチ

こんにちは。
じん鍼灸整骨院の田畑です。

本日はこちらの症状を訴えて来院される方が多くいられたのでこちらの症状について説明していきたいと思います。

まず、胸郭出口症候群とは?
胸郭出口症候群と言うのは4つに分類されます。

1斜角筋症候群
2肋鎖症候群
3過外転症候群(小胸筋症候群)
4頚肋症候群

1斜角筋症候群
こちらは斜角筋(中斜角筋と前斜角筋)と第一肋骨の間にあるトンネルを神経が走行するのですが、こちらの神経を圧迫してしまい神経痛などを伴ってしまいます。
この際に腕神経叢や鎖骨下動脈に影響がでます。

こちらの場合は、針や鍼灸治療だと斜角筋に対してアプローチ致します。
整骨院や柔道整復師の施術だと斜角筋に対してマッサージや運動療法などを行います。

2肋鎖症候群
第一肋骨と鎖骨の間を通る血管や神経が圧迫されて症状がでてします症状です。
こちらは鍼灸治療だと鎖骨の下のツボや鎖骨下筋にたいしてアプローチします。
整骨院だとこちらはマッサージや電気治療で筋肉をゆるめて圧迫を取ります。

3過外転症候群
小胸筋と肋骨の間を走る神経を圧迫してしまい、上肢に走る神経を圧迫します。
この場合に多いのが上腕を外転させている時にしびれや腕のだるさを感じます。
鍼治療や鍼灸治療の場合は、小胸筋を緩めて行くために小胸筋をアプローチするのと同時に烏口突起をアプローチするとよく効きます。

女性の方に多いのですが、つり革や腕を上げた状態で支持する場合に非常に症状を感じます。
整骨院でのアプローチは小胸筋にアプローチしながら運動療法を行う事を同時に行うと非常に効果的です。

4頚肋症候群
こちらは第七頚椎の横突起という所が生まれた時の先天的な異常なモノによる症状になります。

簡単ではありますが少しの参考にして頂ければと思います。
治療で治るものと治らないものがありますが、病院や整形外科で治らないと言われてあきらめないようにしましょう!

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