2020-10-05

子供のかかとの痛みについて。症状説明と治療方法について

こんにちは。じん鍼灸整骨院・平松本町院の影澤です。
子供のかかとの痛み。
成長期の子供がかかとの痛みを訴える多くの原因は骨端症だと思います。

踵骨骨端症(セーバー病)

10歳前後の男の子に多く見られる病気で、かかとの軽い腫れ、圧痛、歩行時痛が主症状です。
過激な運動の後に症状が出ることが多く、かかとの痛みのためつま先歩きになることもあります。
男の子に多く見られます。

なぜ起こるのか?

踵骨にはアキレス腱や足底筋膜が付着しています。
運動をした際に、かかとの軟骨部分がアキレス腱や足底筋膜によってひっぱられることにより炎症が起こり、痛みを引き起こすのが原因です。
踵骨に血流障害が起こり、踵骨骨端核の壊死または骨軟骨炎を発症するのがこの病気です。
外傷が原因となって発生する場合もあります。

症状

運動した時にかかとに痛みがあり、かかとに体重を乗せると痛みがあります。
アキレス腱付近に腫れが見られ、かかとを触ると熱感があります。
10歳前後の子供は、体の骨が未熟のため、かかとの骨端が成長軟骨でできてます。
そして成長にともない、成長軟骨は次第に骨に変わります。
しかし、発育途中の柔らかい骨の状態で、ジャンプする、力強く走る、踏ん張る、よじ登る、などの負荷が繰り返しかかとに加わることで、踵骨の柔らかい部分に一時的な血行障害と炎症が起こります。

治療方法

セーバー病の主な原因は運動のやり過ぎなどによるオーバーユーズなのでまずは、運動を中止させ安静にすることが重要です。
痛みが強く続く場合には、かかとに体重をかけないようにするため、松葉杖または、足底挿板を使用します。患部へのアイシングも有効的です。
セーバー病はかかとの軟骨が完全に骨化するまでは再発することがありますが、成長にともない完治する障害です。
そのため、特定の治療法はありません。
経過は1年から数年長いことが多いですが、治った後の状態は一般的に良好です。

原因不明の痛み、気になる痛みなどは我慢せず、ぜひ、じん鍼灸整骨院までご相談ください。
ご連絡、お待ちしております。

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