2020-06-13

テニスで起こるスポーツ障害、外傷とは。

こんにちは。
じん鍼灸整骨院平松本町院の影澤です。

今回は、テニスで起こるスポーツ障害の代表格、テニス肘について説明いたします。

テニス肘(外側上顆炎)

体の中で日常でよく使われるのが上肢だと思います。
そのうち肘外側の疼痛を通称テニス肘と呼んでます。

テニスの他にも卓球、バトミントン、ゴルフなどのスポーツでも生じることがあり、テニス肘はスポーツだけでなく日常生活でも起きる場合があります。
例えば、手首を使う仕事だったりデスクワークだったりスマートフォンの普及も影響しています。

原因

主な原因は使い過ぎであり、ラケット操作技術の低い初心者やラケットを支える筋力の弱い40〜50歳の女性に好発しています。

例えば、バックハンドストロークで正確にボールを捉えることができないときに受けた衝撃での変性。
(手関節の伸筋、特に短橈側手根伸筋で対抗しようとして、筋の起始部で変性を起こす。)
また前腕浅層伸筋郡付着部である外側上顆部の微小断裂、骨膜の炎症など発生頻度が高いものです。

症状

テニス肘には通常、安静にしているときには痛みはありません。
手首を反らせる、内外にひねる、指を伸ばす、というような手首を使った動作を行った時に肘の外側に痛みが起こるのが大きな特徴です。
日常生活では、物を持ち上げる、ドアのノブを回す、タオルを絞るなどの動作をした時に痛みを感じます。

簡単にできるチェック

どのような姿勢で痛みが出るかによって、テニス肘の状態を知ることが出来ます。

  1. 椅子テスト(Chair Test)
    肘を伸ばした状態で椅子を掴んで手首を返すようにそのまま椅子を持ち上げる。
  2. 手関節伸展テスト(Thomson Test)
    手を伸ばし、手首を反らせ他の人に上から抑えてもらった時に肘に痛みを感じる。
  3. 中指伸展テスト(Middle Finger Extension Test)
    肘と中指を完全に伸ばし、上に反らせておき他の人に上から抑えてもらった時に
    肘に痛みを感じる。

治療法

治療には手の安静が一番大切になります。
痛みが発生する動作を避けることが基本になります。

入浴の際には肘を温めるようにし、就寝する際には湿布などを使用すると効果的です。

リハビリでは、肘周りの筋肉の柔軟性を高めるストレッチと筋力強化トレーニングを行います。テニス肘バンドと呼ばれる装具を使用すると痛みは軽減します。

他にもスポーツ障害は沢山ありますが痛みが出たらそのままにせず、まずは整骨院や整形外科を受診しましょう。

痛みでお困りの方、もっとテニスを楽しみたい方は、じん鍼灸整骨院へご相談ください。

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