2020-08-20

オスグッド病とは。治療方法から日常生活で気を付ける事など

皆さんこんにちは。
じん鍼灸整骨院・ゆいの杜院の木住野です。

今日はオスグッド病についてお話したいと思います。

オスグッド病とは

膝のお皿の下の骨(脛骨粗面)が徐々に突出してきて、押すと痛みがあり、走ったり、跳んだり、屈伸運動でも痛みが起こる疾患です。
特に、10~15歳のスポーツを盛んに行う成長期の男の子に多いと言われています。
スポーツの中でもジャンプをするバレーボールやバスケ、キックやダッシュをする野球やサッカーを行う方に多く見られます。

症状

膝のお皿の下の骨が突出し、痛み、熱感、腫脹が見られます。
また、運動をすると痛みが生じますが、休むと痛みが治るのも特徴です。

原因

太ももの前面にある大腿四頭筋という大きな筋肉は、膝関節を経由して脛骨粗面に付着し、膝を伸展させる作用があります。膝の曲げ伸ばしを繰り返し行うことによって、筋肉の付着部が引っ張られ過度な負荷がかかります。
成長期はまだ骨が柔らかく、大腿四頭筋の柔軟性も低い時期なので、過度の負荷によって、未熟な骨や軟骨の一部が剥がれてしまい、痛みや腫れが生じてしまいます。

治療方法

オスグット病は、初期段階で治療を開始することによって早期に復帰することができます。
膝のお皿の下に痛みが出たり、腫れている場合は、アイシングをして患部を冷やし、なるべく安静にしましょう。
痛みを我慢して運動し続けてしまうと症状が悪化し、ひどい場合は手術になることもあるので無理に運動を続けず、運動量を減らしたり、休養したりすることが大事です。
痛みが長期化してしまった場合は、オスグッドバンドといって、膝のお皿の下の負荷を軽減してくれるバンドもあります。

日常生活で気を付けること

オスグット病の根本的な問題は、膝のお皿の下の骨の突出ではなく、そこに付着している大腿四頭筋の緊張が原因です。
大腿四頭筋の柔軟性を高めることで予防にも繋がります。
運動前後の大腿四頭筋のストレッチや、運動後のアイシングやマッサージなどセルフケアを心がけましょう。

何か分からないことがありましたら、ぜひ、じん鍼灸整骨院までご相談ください。

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